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2020年7月31日

【7/31】株は需給

投資調査部部長
伊東 聡
こんにちは伊東です。

4連休を明けた東京では日々感染者数の拡大が一番の話題となりマスコミが連日忙しそうです。

土日祭日などは基本的に保険適用の検査ができないらしく月曜日や火曜日にやはり検査をする人々が集中するそうです。

検査結果が出るのが二日後となるらしいので木曜日金曜日の感染者が常に増加傾向にあると言う事となるわけです。

更に今回は4連休を挟んだわけですのでいつもより多い4日分の検査が溜まったと言う計算になりますので昨日と今日の増加が凄まじいように感じるわけですね。

本来ならここまでテレビなども報道するべきで感染者の増加ばかりを報道していますので、これを知らない方々はやはりテレビを見て恐怖心を煽られてしまうのでしょうね。

相場の方は連休後売り叩かれる日々が続き今週の日経平均は3週間ぶりの下落となり下落幅は4.5%と大きなものとなってしまいました。

きっかけは欧米からの中国への批判や叩きが主な原因と考えられ、金が上昇し円高となりこれをきっかけに日本株が下落すると言った構図となってしまったようです。

世界各国のGDPの大幅な下落をなんやかんや言う方々も多いようですが、これははっきり言って分かっていたことでもあり今更感はありますね。

ただ企業個別の決算も続々と発表となっており東京エレクトロンや富士通先程発表となった武田などは良かったようですが、アドバンテストなどの減益発表を受け本日ストップ安となってしまったようです。

良いものに対しまして素直な反応とはいかず、悪いものに対しては素直な反応でコロナ相場の上昇段階とは真逆の投資家心理となってしまっているようです。

一時起こった不思議な現象の「営業できないカラオケBOX株の上昇」「旅行に行けないのに関連株の上昇」等など多数ありましたが、やはり株は需給なのでしょう。

あの時との違いはやはり売り残と買い残の関係性がぐちゃぐちゃになり投資家の全体像がほぼ悲観的だったためあのような売り残高の増加が生まれたのかもしれません。

また今回は真逆の反応が出ており、先月辺りの高値形成時に先高観を唱える人が増え買い残高が膨らんでしまった事が今回の投資家心理の低下に伴った下落なのかもしれませんね。

まあこのような相場の時は「休むも相場」も必要でしょうね。

指数ばかりに目を取られがちになる恐れもあります為このようなときは「森を見ずして木を見よ」こんな見方もありかもしれません。

最後にこの状態でも強いものを一つ【3031】ラクーンHD
投資調査部部長
伊東 聡

東京都出身。高校を卒業後、証券会社の場立ちを経験し取引所内での自己売買(ディーリング)からシステムに移行するまで当時の店頭株(ジャスダック)専門のトレーダーを経験。25年近い証券ディーラー人生。経歴や武勇伝は数知れず、5分で8000万円やられた経験の一方で、月に3億円近い利益を上げた経験も。「Yahooファイナンス」や夕刊フジ「株ワングランプリ」でも活躍。本人曰く「三度の飯より株が好き」

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