こんにちは伊東です。
街中の雰囲気は徐々に以前の普通の光景に戻りつつあり、先日安倍総理の会見でもあったように県を跨いでの移動も解禁となったようです。
コロナ自粛中はテレビ番組が本当につまらない物だらけで、録画なのかクイズ番組ばかりが放映されておりリアルに楽しめる放送が見られない状態でした。
やっと本日から無観客試合のようですがプロ野球が始まるようでこれからは少しづつテレビでもリアルに楽しめる物が出てくる事でしょう。
皆様も会員になったかどうかは別として、コロナの特需でもあったアメリカの動画サイトネットフリックスや日本のユーネクストなどで動画を楽しんでいた方も多かったのではないでしょうか。
米国の株式市場でもネットフリックスの株価は鰻登りであり、家に居ながら外出せずに楽しめるものの需要が拡大したのでしょうね。
在宅の本命となった、株式のネット口座数もまだまだ伸びを見せているようで、日本のみならずアメリカでもこのような光景は同じ様で、なんとアメリカのネット証券の一部では平均年齢が今回のコロナにより31歳にまで低下したようです。
私も耳にした話なのですが、日本でも大学生の口座開設が拡大しているようです。
きっかけとなったのはやはり「コロナ」であり、コロナにより大学生のバイトがなくなってしまい少ない資金で仲間内とLINE等でやり取りしながら株取引を楽しんでいるという話です。
今や大学生でスマホを持たない人もいないと思うのですが、今回のコロナによりリモート需要の拡大でパソコン環境を整えた事もきっかけとなっているようです。
私の記憶の中でも、やはり株式取引参加者の低年齢化はあの時代だったと思い返せば「ホリエモン人気」でネット株の上昇が際立った時代だったっと思います。
その数年前から、インターネット証券の手数料の自由化により新規参入の証券会社が増えデイトレーダーと呼ばれる若者が増えたのでしょう。
その時代のデイトレーダーと呼ばれた人たちが今となっては進化し、30代から40代の人達がTwitter界隈での「株クラ」と呼ばれる人種に進化したと考えられます。
今後10年後、20年後にはやはり今大学生トレーダーの人達がまた違った形で進化していくのでしょうね。
相場は常に活況の後、何度も暴落などを繰り返し投資家を「ふるい落とし」ふるいにかけやはり10年20年とやっている人達はどんどんセミプロ化し、相場を難しくしているとも考えられます。
ですので今回の株化の上昇の典型的な物で需給から来た踏み上げです、こんな事は僕の記憶のある限りなかったのですが、やはりこのような現象も個人投資家の進化なのでしょうね。
何れにしましてもまだまだ株式市場は好需給であるには違い無く下げづらい相場は続くのでしょうね。
低位株に大化けする銘柄が続出しているようですので皆様も「低位株で当てたい」こんな気持ちでしょう。
ここで最後までお付き合い頂きました皆様にあくまでも主観ですが【8105】堀田 是非チャートをご覧ください。
それではまた来週お会いしましょう。
2020年6月19日
【6/19】きっかけはコロナ
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
東京都出身。高校を卒業後、証券会社の場立ちを経験し取引所内での自己売買(ディーリング)からシステムに移行するまで当時の店頭株(ジャスダック)専門のトレーダーを経験。25年近い証券ディーラー人生。経歴や武勇伝は数知れず、5分で8000万円やられた経験の一方で、月に3億円近い利益を上げた経験も。「Yahooファイナンス」や夕刊フジ「株ワングランプリ」でも活躍。本人曰く「三度の飯より株が好き」
- 証券会社のディーリング部に在籍し、株式売買の経験があるものを証券ディーラーと呼称しています。