今年一年、当コラムにお付き合い頂きまして誠に有難う御座います。
こんにちは伊東です。
昨日の大納会を終え、今年一年は昨年末の株価暴落からのお年玉パウエル発言があり年始よりGW辺りまで株価は一旦上昇致しました。
その後は米中貿易懸念の行方を探るかのように、世界中のショートポジションが嵩み、その後は各エコノミストの予想に反し株価は反転上昇し半導体関連をはじめとする踏み上げ相場が演じられました。
12月に入ってもその動きは継続中であり、たまりに溜まったショートポジションが現在の底堅い相場形成の下支えとなっている模様です。
今年の特徴と言いますか、目立った現象の一つはやはり【1570】日経レバの売り長から逆日歩が連日発生し「逆日歩長者」が個人投資家からかなり生まれたようです。
また【1357】日経Dインバの強烈な買い残8億口、こちらも日経平均の下支え役として現在もこの買い残は消化されておりません。
これらの信用残は年明け何れは解消される日が近づき話題を呼ぶ事でしょう。
悲観論から生まれたこの現象は正に「令和の怪奇現象」と呼んでも良いかもしれません。
来年度の令和二年は世界的なBIGイベントが控えており、国内では『東京オリンピック』海外米国では『大統領選挙』と株式市場にとっては出尽くしの観測も考えらえれながらも「下げづらい局面」が最も相応しい言葉になるのではないでしょうか。
後、あまり忘れてはいけないのが「寂しがり屋の北のトップ」年末も「僕の事忘れないで~」の如く目立ちたがり屋の寂しがり屋感が出ておりましたので。
世界各国の方々も是非ともたまには気にしてあげて欲しいですね~暴挙に出られても怖いので、、、、
何れにせよ、年明けの相場環境は一旦オリンピックまでは良さそうなのでそこまで皆様も「幾ら稼ぐか」が令和2年の勝敗の分かれ目となりそうですね。
常に相場とはわからない物であり、ましてや日経平均や為替などの予想も頭の良い高学歴の方々でもほとんど当たりませんので私はその様なものは全く信じませんし「自分の目で確かめた現実が現在の相場」と言う事しか頭に入れませんので(笑)
「株は需給」これを考えればまだ加熱感もなさそうなので年明けの一発高にも期待が持てるでしょう。
テーマと致しましてはやはり『5G』『国土強靭化』『人手不足』このあたりでしょうね~
このテーマに基づいた個別株の循環物色が来年度の相場を賑わすのかな~
何はともあれ今年1年このコラムにお付き合い頂きまして本当に有難う御座います、来年もどうぞ宜しくお願い致します。
良い年をお迎えください!
最後に来年飛躍したら面白そうな銘柄を一つ【7060】ギークス
2019年12月31日
【12/31】今年一年有難うございました
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
東京都出身。高校を卒業後、証券会社の場立ちを経験し取引所内での自己売買(ディーリング)からシステムに移行するまで当時の店頭株(ジャスダック)専門のトレーダーを経験。25年近い証券ディーラー人生。経歴や武勇伝は数知れず、5分で8000万円やられた経験の一方で、月に3億円近い利益を上げた経験も。「Yahooファイナンス」や夕刊フジ「株ワングランプリ」でも活躍。本人曰く「三度の飯より株が好き」
- 証券会社のディーリング部に在籍し、株式売買の経験があるものを証券ディーラーと呼称しています。