こんにちは伊東です。
本日は11月29日(いい肉の日)相場もかなり良いので高級焼き肉店も賑わいを見せる事でしょうね。
やはりと言いますか、ヘッジファンドの45日ルール後外国人投資家はマザーズなどの新興市場株を買っていたようです。
11月第3週の海外勢の売買動向を見ますと170億円程度マザーズ市場に買いを入れていたようで強さも鮮明になっております。
以前よりお伝えしてきました4400番台のコード番号の銘柄を皮切りに株価は切り返し、更には7000番台の銘柄へ移り徐々にでは御座いますが値上がり銘柄上の平均単価も下落し良い方向に向かいつつあります。
また指数を買う動きも鮮明で【2516】マザーズETFは連日のように堅調ではマザーズ指数は900ポイントの大台を回復し、日足チャートだけでなく週足、月足までもがテクニカル的に好転を果たしております。
外国人投資家の買いは売り同様でかなりしつこい事もありここからまだまだ株価の飛躍の追い風となるでしょうね。
日経平均は数日間上値の重さもありながら大幅に下落することはなくうまい調整をしており過熱感を表す15日間の騰落レシオは一時は140越えとなっておりましたが昨日の時点では100を割り込んでいる状況で過熱感もほぼ払拭した形となっております。
東証全体の需給状況も決して買い残が強烈に増えてしまったなどの観測もなく、むしろまだ売り上がっている投資家も存在するようで、【1357】日経平均ダブルインバース・インデックスなどの買い残は一向に減らず現在も徐々に増え続けているのが現状です。
こちらの商品に関し私なりにも幾つかの疑問点があった為、色々と調べてはおりますが、正直な所中長期の投資家には全く不向きな商品であり短期投資家特にデイトレーダー向きの商品の様ですね。
なので何れ日経平均が下落した際に上がるのではという思いに反して動いてしまったりするものらしく1日の上下の%にしかほぼ反応しない物だそうです。
ですので賢い方はお分かりになるとは思いますが、現物株のポジションが多いからと言って、このETFの買いでヘッジを掛けようとしてもあまり効果もないみたいですね~
この理屈が世の投資家に分かった瞬間に大きく下落しそうですね~このETFが下落すればそれなりに225銘柄に買いが入るわけですから中々日経平均も下がりそうで下がらないのでしょうね~
今後もこのコラム上でこのような商品の解説を私なりに行って参りますのでご参考までに。
毎週のようにコメントはあまり変わり映えは御座いませんがまあ株式市場は年末の好相場となりそうですので期待をもって12月師走相場に挑んで参りましょう。
今週の気になる1銘柄は【3673】ブロードリーフ やっぱりこの売り残は異常です、証券大手も注目してきましたね。
2019年11月29日
【11/29】12月師走相場へ挑む
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
東京都出身。高校を卒業後、証券会社の場立ちを経験し取引所内での自己売買(ディーリング)からシステムに移行するまで当時の店頭株(ジャスダック)専門のトレーダーを経験。25年近い証券ディーラー人生。経歴や武勇伝は数知れず、5分で8000万円やられた経験の一方で、月に3億円近い利益を上げた経験も。「Yahooファイナンス」や夕刊フジ「株ワングランプリ」でも活躍。本人曰く「三度の飯より株が好き」
- 証券会社のディーリング部に在籍し、株式売買の経験があるものを証券ディーラーと呼称しています。