こんにちは伊東です。
一向に止まぬ新コロナウイルス感染の猛威は既にパンデミックへとなりつつあります。
WHOは今だ「パンデミック」発言には至ってはおりませんが、もうその時は近いと考えられます。
昨日大阪府が早々に小中学校向けに2週間近い学校閉鎖を要請しその後慌てたのでしょうか、政府は全国に向け全ての小中高の学校閉鎖要請を打ち出しました。
異例とも言える今回の安倍政権の行動は後手でもありますが後々賛否両論はあると思いますが良かったのではないでしょうか?
私の年齢ではこのような出来事は今までなかったわけですからとにかく「緊急事態宣言」は間違いなく、戦後初めての大きな出来事となるのでしょう。
学期末テストどころではなく卒業式は愚か今後の入学式などへも影響を及ぼす事でしょう。
何度かこのコラムでもお伝えしましたが、やはり今回の件は東日本大震災の時の放射能漏れの出来事にどうもにております。
国民の行動は徐々に自分や家族などの「命」を守る行為に及び、マスクが店頭から消え、今となってはトイレットペーパーまでもなくなる現実となっております。
株式市場の方はと言えば指数はもはや下げ止まることなく、連日のように推移百円の下落が見られこのコラムを書いている最中も既に日経平均株価は950円の下落となっております。
ただ、私の記憶をたどりますとこれまでリーマンショックや東日本大震災の時は日経平均株価がもっと安い位置だった為今回の下落を%で見ればまだまだ甘いとも感じます。
しかしながら下げ止まらない市場も無く下げ続ける株もまたありません。
それと、これまで歴史を振り返っても「終わらなかったパンデミック」は無いのです。
そう考えれば今回の大幅な株価の値下がりは後の株価の発射台を低くし買いで値幅の取れる時も必ず訪れます。
その時のタイミングに資金が枯渇していては勝負も出来ません、このような場面はやはり大事な事は「生き残る事です」損切もやむなし!!
この相場を生き残りましょう!!
こんな場面は株をやっていれば何度も起こります「生き抜く為」「取り返すため」の損切は本当に大事です。
今週は気になる銘柄が多すぎてご紹介は有りません、戻るときはどんな株も戻ります。
ですが今は「株とあれば何でも売られます」命の危険を感じた時人間はキャッシュの大事さを思い出します。
2020年2月28日
【2/28】終わらないパンデミックはない
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
東京都出身。高校を卒業後、証券会社の場立ちを経験し取引所内での自己売買(ディーリング)からシステムに移行するまで当時の店頭株(ジャスダック)専門のトレーダーを経験。25年近い証券ディーラー人生。経歴や武勇伝は数知れず、5分で8000万円やられた経験の一方で、月に3億円近い利益を上げた経験も。「Yahooファイナンス」や夕刊フジ「株ワングランプリ」でも活躍。本人曰く「三度の飯より株が好き」
- 証券会社のディーリング部に在籍し、株式売買の経験があるものを証券ディーラーと呼称しています。