こんにちは伊東です。
今週はコロナウイルスの関連ニュースに株式市場は翻弄され続けた格好となっておりました。
個人投資家の相場に対する体感温度は徐々に低下し個人投資家に好まれる小型株等は投げが投げを呼ぶ展開となってしまい、投資家の思いは恐らく「株どころではない」と言った形が昨日木曜日の大幅な下落を招いた事でしょう。
都内各所では今の所外出を控える動きなども今の所有りませんが、東京オリンピックが万が一延期などとなったり、小学校などの学級閉鎖などがもし始まれば再度のパニックも予想されますね。
中国では日増しに死者や感染者が増加し日本国内では感染者が日増しに増えている事が事実でもあります。
まだまだ先が見えにくい中本日週末金曜日には先物先行型の相場形成となりボラティリティも上がってきたことで更にやりづらい展開にもなってきております。
このような場合の相場と向き合うための基本姿勢はやはり落ち着きを取り戻すまで「慌てない」が鉄則ですが、機敏な動きの取れる投資家などはマスク関連株等の物色も活発なようですね。
マスク関連に関しては既に買われすぎの場所まで来ている事は誰でもわかっているのでしょうが、急速に高まった信用の売り残もありまだまだ荒れ模様の展開が続く事でしょう。
初動から入られた方々は良いのですがくれぐれもこのようなマネーゲーム化した際の売りなどは危険も伴いますのでここは上級者向けになるでしょうね。
またデイトレなどにしても値動きの荒さも当然あり、誰もが高い、買われすぎと思いながらやっているわけですから値動きが荒くなるのでしょうね。
まあ何れにしましても週明けには上海市場が春節を明けて開催されますのでそのあたりから徐々に落ち着いてくれることを願って参りましょう。
「待つも相場」「休むも相場」です。
今週もお疲れさまでした。
まだまだ被害の拡大が見えずコロナ関連などと騒がれて言うようであれば検査装置を手掛ける【4549】栄研化学。
2020年1月31日
【1/31】休むも相場
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
東京都出身。高校を卒業後、証券会社の場立ちを経験し取引所内での自己売買(ディーリング)からシステムに移行するまで当時の店頭株(ジャスダック)専門のトレーダーを経験。25年近い証券ディーラー人生。経歴や武勇伝は数知れず、5分で8000万円やられた経験の一方で、月に3億円近い利益を上げた経験も。「Yahooファイナンス」や夕刊フジ「株ワングランプリ」でも活躍。本人曰く「三度の飯より株が好き」
- 証券会社のディーリング部に在籍し、株式売買の経験があるものを証券ディーラーと呼称しています。