こんにちは伊東です。
先週末に東日本を襲った台風19号の被害は都心部でも大きな被害をもたらし、関東近郊の各県でもかなりの被害となってしまったようです。
災害で被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
これにより日本の政府関係者は国土強靭化などの災害対策はますます早期に解決しなくてはならない課題となったのでしょう、それにまつわる関連株がどれも一気に堅調な推移となり上値追いの展開となって参りました。
『豪雨対策』『強風対策』は地球温暖化が進むと考えられる今後の世界にとって『安全神話を誇る日本にとって』これらの災害対策は日本政府は急務でしょう。
災害後安倍首相は台風19号の被害対策会議にて被災地などの復旧の2019年度の予備費を活用すると述べ災害対策に追われる各自自体が資金不足にならぬよう11月に予定している普通交付税の配分を前倒しする方針を固めた模様ですので今後の補正などにより建設セクターなどはこれまで数年間無視され続けたので狙えるセクターにもなる事でしょう。
株式市場全体は先週のオプションSQ近辺での調整が絶好の買い場となったようで指数の上げも凄まじい物ですね。
また個人投資家などの【1570】日経平均レバレッジの空売りは連日の空売り残から逆日歩が発生し大踏み上げとなっている模様です。
更に【1357】日経平均ダブルインバース・インデックスは1000円の節目の値ごろ感から一気に信用の買い残が膨らんだ模様で通常のチャート感であれば「三空叩きこみ」で戻るパターンが多いのですが今回ばかりは今の所厳しいようですね。
個々の所ネットなどのSNS等を拝見しますと「近日中に暴落が」なんて文言を多く拝見するようになった為、大分売り方は厳しいのかな〜なんて思ってしまいますね。
まあ連日のようにこれだけ上昇すればいつかは下落もしますので「そのうち当たるのでしょうが、、、」連騰や、連続での下落時は逆説をわざわざ唱えて後講釈で「当たった〜」「ほら言ったでしょう〜」みたいな人は昔から株式市場関係者には多いですし、沢山出て参りますのでくれぐれもご注意下さいね。
はっきり申し上げてこのような理論はしつこく言っていればいずれ誰でも当たりますので(笑)
まだまだ東京市場は売り残も多く下がれば買いたい連中が大量に待ち構えていると感じらえますのでこのような場面は徹底的に押し目買いも良いかもしれませんね〜
ですので万が一イギリスのブレクジットの懸念などが出て株価が下がった場合などは絶好の狙い目かもしれませんので、やはりこのようなケースは「安易な空売り」だけはお気を付けください。
オモシロそうな銘柄が沢山出てきてワクワクしますが引き続き【8166】タカキューしつこいようですが追いかけてみたいです。
それではまた来週お会いしましょう。
2019年10月18日
【10/18】悲観益な心理が相場を下支え
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
東京都出身。高校を卒業後、証券会社の場立ちを経験し取引所内での自己売買(ディーリング)からシステムに移行するまで当時の店頭株(ジャスダック)専門のトレーダーを経験。25年近い証券ディーラー人生。経歴や武勇伝は数知れず、5分で8000万円やられた経験の一方で、月に3億円近い利益を上げた経験も。「Yahooファイナンス」や夕刊フジ「株ワングランプリ」でも活躍。本人曰く「三度の飯より株が好き」
- 証券会社のディーリング部に在籍し、株式売買の経験があるものを証券ディーラーと呼称しています。