こんにちは伊東です。
本日は10月4日(投資の日)
2000年から始まった投資家育成のために始まった投資の日ですがこれまでの勝率は8勝6敗と今一な感じです。
相場の方ですが米国の経済指標を嫌気し一旦調整入りとなっておりますが、毎年この時期は一旦調整入りすることが多いのです。
9月末に企業は中間配当を株主に支払いを行った為ある程度の期間自社株買いの自粛期間となる為、無造作に買い上がる買い需要が今の時期は一旦は入らないと言った構図です。
また、日本株しかり米国株は9月にあれだけ今後の利下げや緩和の期待のみで上げたわけですので当然の調整とも言えるでしょう。
米国におきましては3日連続での経済指標の悪化によりNYダウは1100ドルの下落となり昨晩は長期トレンドラインの200日移動平均線も割り込みましたのでヒヤッとさせられました。
しかしながら昨晩の米国市場は景気減速への懸念から米利下げ期待へ変化し値ごろ感からの買いなおしが入った模様です。
米国も日本もですがやはり景気悪化懸念が念頭にある為大量な空売りが入っているのでしょうね。
また米国株に付きましてはNYダウが200日移動平均を割り込んだ瞬間に幅広い銘柄に機械的なインデックス買いが入った模様です。
前回2月にもSP500でこのような現象が見られた様ですので何らかの買い需要があるようです。
日本におきましても日銀の買いも控えていたりと売り方も下値を以前のようにバンバン売りたたく行為は恐怖感もあると感じますので大丈夫かなと。。。
調整中の日本株は個々の所怪しげな材料株に買いが入り、中低位の材料株相場のような感じになっております。
丁度よい場つなぎ的な「お茶濁し」なのでしょうね。
株価にはトレンドの良好な時は季節性があり秋から春にかけて上昇しやすい傾向もありますのでハロウィン辺りには株価が高くなりそうな気もしますね。
まあ何れにしましてもあまり悲観的にならず張り切って行きましょう。
最後までお付き合い頂きました皆様に一銘柄【6048】デザインワン チャート良好怪しげな低位株です。
2019年10月4日
【10/4】投資の日
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
東京都出身。高校を卒業後、証券会社の場立ちを経験し取引所内での自己売買(ディーリング)からシステムに移行するまで当時の店頭株(ジャスダック)専門のトレーダーを経験。25年近い証券ディーラー人生。経歴や武勇伝は数知れず、5分で8000万円やられた経験の一方で、月に3億円近い利益を上げた経験も。「Yahooファイナンス」や夕刊フジ「株ワングランプリ」でも活躍。本人曰く「三度の飯より株が好き」
- 証券会社のディーリング部に在籍し、株式売買の経験があるものを証券ディーラーと呼称しています。