こんにちは伊東です。
夏本番と言いますか本格的な暑さが日増しに高まって参りました。
各地で熱中症患者が続出しメラメラ注意報が天気予報のサイトなどで多くみられます。
相場の方はと言えば、トランプ氏の掲げる政策でもある関税問題、アメリカンファーストの理論は傍若無人にも見え世界各国からの反発もありながら米中問題を筆頭に理論は激化している模様です。
また近隣の韓国も韓国ウォン危険域 1200台に突入し地政学的リスクすら出て参りました。
この様に言ったらキリがないほどの危機的な状況があれこれ出ており個人投資家は株どころではない状況が生まれ売買代金は愚か、株画面の板状況を見ればどれもこれも板が薄く閑散ムードの中、日々指数や為替が大暴れな状況です。
先物市場ではクレディスイスが売りまくったと思ったら野村が大量買いを入れもう東京証券市場ではなく「東京賭博場」になりつつあります。
またこれまで相場の牽引役だったとも言われている、個人投資家の億トレーダーのTwitter有名人なども呟けば叩かれと言った状況で殆どの方々が呟かなくなりTwitterでさえも閑散になってしまいました。
株を売って比較的安全資産とされる債券や金を買う動きが活発化しており、本日あたりも株式市場では「非鉄金属」の銘柄などが値上がりを見せております。
「有事の金」とも言われており、アジア各国のキナ臭い動きもこのような現象を呼んでいるのでしょう。
日本株における決算も本日あたりでほぼ出尽くしと見られここから先は、決算の出たものからの買戻しや買いなおしの動きが出てくる事でしょう。
例年日本のお盆明けあたりから海外のファンドなども一旦買ってくる習性がありますので月末辺りからの相場の変化に期待したい所です。
昔話になりますが、取引所の場立ちたちは元高校球児が多くこの時期になると仕事や相場はそっちのけで2階の休憩所のテレビにくぎ付けだった事が記憶に新しいです。
今も昔も、やはり高校球児ののようなフェアプレーは気持ちの良い物です。
相場ももうアルゴや煽りなんかが全部なくなって相場の健全性「フェアプレー」になって欲しいですね。
週末は3連休とお盆が重なります皆様もゆっくりとお休みをお過ごし頂き休み明けの相場展開に期待して参りましょう。
決算出尽くしから【7874】レック次のQ2は期待できるでしょう、大株主にも期待できますね。
それではまた来週お会いしましょう。
2019年8月9日
【8/9】東京賭博場
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
東京都出身。高校を卒業後、証券会社の場立ちを経験し取引所内での自己売買(ディーリング)からシステムに移行するまで当時の店頭株(ジャスダック)専門のトレーダーを経験。25年近い証券ディーラー人生。経歴や武勇伝は数知れず、5分で8000万円やられた経験の一方で、月に3億円近い利益を上げた経験も。「Yahooファイナンス」や夕刊フジ「株ワングランプリ」でも活躍。本人曰く「三度の飯より株が好き」
- 証券会社のディーリング部に在籍し、株式売買の経験があるものを証券ディーラーと呼称しています。