こんにちは伊東です。
東京の空模様はまだ梅雨明けとはいかずぐずぐずとした空模様が続いております。
明日7/6は夏の東西東京大会、高校野球の開幕式が神宮球場で行われます。
今の所天気予報は雨マークですので少し残念な気もしますが、日々株式の画面ばかり見ているのでフレッシュな高校生たちのプレーする姿を拝見し少し気晴らしをしたいですね。
さて株式市場ですが、6/末のG20後一旦上昇した日経平均も弱くもなく強くもなくと言ったところで1週間横横の状態が続いております。
日々の売買代金は極端に減少し中々盛り上がりには欠けますが、低位株やゲームバイオと言った循環物色の流れは続いているようです。
指数が動きづらいのには理由もあるようで、現在市場関係者の間で話題となっているのは、ETFの配当金捻出の為のキャッシュ作りの売り需要だそうです。
毎年、主だったETFは7月上旬に決算日である分配金支払基準日を迎えるそうです。
今年は下記の通りです。
7/8(月)に約2300億円、7/10(水)に約3000億円の配当金捻出の為のキャッシュ作りの売り需要が想定されます。
直近は東証一部売買代金2兆円割れの薄商いが常態化しており、当日の指数全体に及ぼす売りインパクトが懸念されている模様です。
しかしながら相場というものは実に意地悪なようであり
ETF分配金捻出のための売りG20が懸念されていた昨年2018年7月は?
6日(金)1600億円売り予定→先物国内3社売りで5000枚超えだったけど日経平均は急上昇!
9日(月) も更に上げ幅を加速!
10日(火) 2000億円売り予定は→金曜から700円上げた所で100円ちょっと下げでこじかっりだったようでその後は?
11日(水)売り終わったはずの売りがどうしてか600円幅の下落。
月末の225入れ替えやTOPIXの買い需要の時もそうですがその時に合わせ外国人などが反対売買の需要なども多くある為このような現象が起きるのでしょうね。
「予定は未定」「明日の事は誰もわからない」これだから相場の魅力は絶えず面白いのでしょうね。
何れにしましても現状は非常に分かり易くもあり以外にもやり易い相場でもありますので日々個別株の対応が吉と出そうですね。
最後までお付き合い頂きました皆様へチャートの良い銘柄を一つ【3663】アートSHD とてもきれいなWの形のチャートですね。
2019年7月5日
【7/5】ETFの配当金捻出
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
- 投資調査部部長
- 伊東 聡
東京都出身。高校を卒業後、証券会社の場立ちを経験し取引所内での自己売買(ディーリング)からシステムに移行するまで当時の店頭株(ジャスダック)専門のトレーダーを経験。25年近い証券ディーラー人生。経歴や武勇伝は数知れず、5分で8000万円やられた経験の一方で、月に3億円近い利益を上げた経験も。「Yahooファイナンス」や夕刊フジ「株ワングランプリ」でも活躍。本人曰く「三度の飯より株が好き」
- 証券会社のディーリング部に在籍し、株式売買の経験があるものを証券ディーラーと呼称しています。