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2019年4月12日

【4/12】平成最後のSQ

投資調査部部長
伊東 聡
こんにちは伊東です。

本日【平成最後のSQ値】 21870.84円となりました。

昨日発表となった4月の第1週の外国人投資家の売買動向は現株と先物を合わせ約8000億の買い越しで10週間ぶりの大幅な買い越しとなっているようです。

昨年までの4月の外国人売買動向はなんと『18年連続で買い越し』で4月度はやはり新年度入りと言う事もあり買い越しのパターンが多いようです。

本日の【9983】ファーストリテイリングを見ましても一目瞭然で通期小幅下方修正も想定内で悪材料出尽くしからの大幅な上昇となっております、これまで外国人投資家は先物は買っても現物株の買いはこれまで見られなかった為ここからの先高観の表れかもしれませんね。

投資家にとって面白い記事があったので一つご紹介します。

(ブルームバーグ)によれば機械の台頭が招く混乱に備えて守りを固めている人間が少数ながらいる。

これらのファンドマネジャーらは、ロボットや機械がボラティリティー急上昇や流動性危機を起こりやすくし強気相場を脆弱(ぜいじゃく)にするとの警告の再燃を歓迎すると。

「アルゴリズムトレーダーらが活発であるため流動性があるかのように錯覚してしまうが、これらのトレーダーが、ある表面化した情報について確信が持てず機械の電源を切れば、流動性ははるかに低くなる」と一部のトレーダーの話し。

東京市場でもこれらの事は当てはまっており、東証一部の大型株などは日々出来高はあるようですが、、、人間の手による売買はほとんどなく、プロのディラーや個人投資家の売買は新興市場や中小型の材料株しか入らずほとんどの出来高が自動売買によるものばかりとなってしまっている。

本当に昔の私がまだ証券取引所の場立ちをやっていた頃が懐かしいです、、、

機械やコンピューターが市場の大半の取引を牛耳っており、イレギュラーなどはほぼAIに管理されおこらなくなってしまっております、まあこれじゃ東証一部の大型株なんてばかばかしくてやらなくなりますよね~

その結果が先日発表となった、東京市場が香港の株式市場に追い抜かれるという事態を招いているようです。

もっと日本の古き良き技術面に優れた優良銘柄を個人投資家が買いたくなるような公平な取引所運営を目指して頂きたいですね。

まあ、何はともあれ個人投資家は連日のように10連休を嫌がり日本株を売却しているようですが、外国人投資家が日本株を買って来たことに関しましては歓迎ですね。

週明けからの株式市場に期待して参りましょう。

子供たちの春休みも終わり国内では入学式が行われておりますが、気候は冬に逆戻りで体調を崩されている方も多いようですので体温調節をしっかりと行うしかなさそうですね。

それではまた来週お会いしましょう。

恒例の一銘柄は【6662】ユビテックなんだか毎日気になる売り買いが観測されておりますね実に怪しいです。

投資調査部部長
伊東 聡

東京都出身。高校を卒業後、証券会社の場立ちを経験し取引所内での自己売買(ディーリング)からシステムに移行するまで当時の店頭株(ジャスダック)専門のトレーダーを経験。25年近い証券ディーラー人生。経歴や武勇伝は数知れず、5分で8000万円やられた経験の一方で、月に3億円近い利益を上げた経験も。「Yahooファイナンス」や夕刊フジ「株ワングランプリ」でも活躍。本人曰く「三度の飯より株が好き」

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