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関東財務局長(金商)第1756号

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2020年7月10日

止まらない二極化

投資調査部
成岡 順
新型コロナウイルスの感染拡大が日に日に増して来ており、マーケットにおきましてもこの状況がハッキリと表れております。

今のマーケットで強いセクターの代表は半導体であり、弱いセクターはサービス業全般であります。

またこのコロナ相場の二極化が分かりやすい現象として、同セクター内におきまして時価総額に逆転現象が起こっております。

小売りはヤオコー(スーパーマーケット)が三越伊勢丹を逆転。

ヤオコーは経営努力も評価されているところもあり、コロナの特需も株価を押し上げた。逆に三越伊勢丹は臨時休業に追い込まれたことが販売減となってしまった。

不動産はオープンハウスが東急不動産を。

コロナの蔓延から都心のマンションを離れ、郊外の戸建て需要が増加。

レジャーでは巣ごもりとなったことから任天堂がオリエンタルランドを。

また今のマーケットにおいて強さを見せている半導体関連の注目株として存在感を高めているレーザーテックはディスコを逆転。

同社はデジタルトランスフォーメンションの原動力となる5G関連が好調で、最先端技術であるEUV(極端紫外線)の需要が高まっているが、同社はこのEUV向けフォトマスクの欠陥を見抜く検査装置を世界で初めて実用化したことが株価の上昇に繋がっている。

株価は未だに上昇を続けその伸び率は2倍を超え、ディスコの時価総額を逆転した。

セクターで見ても米フィラデルフィア半導体株指数のSOXの伸び率は45%となっているなど、リモートや5Gなどコロナ禍においても需要が見込めるところに資金が集まって、そうじゃないところからは資金がどんどん逃げている状況。

溢れまくっている投資マネーはその逃げ場を求めて良いところに集中してしまっているといえ、その二極化の象徴として上昇を続けているのがアマゾンやネットフリックスであると思います。

現状において感染者数を減少させることは経済活動を止めることしかないことを考えると、コロナウイルスに対してのワクチンが開発される算段が付かない限りはこの資金の流れは変わらないと考え、少しでも明るさが出てこないとこの先年を越せない企業が出て来てしまうかもしれない。

これまでも二極化と言われるマーケットはあったが、ここまで異常なまでの二極化相場はこれまでにはなく、コロナウイルスの恐ろしさをマーケットから痛感させられており、この相場が続いてしまうことに恐怖を感じております。

それではまた来週もよろしくお願いします。
投資調査部
成岡 順

専門学校を卒業後、証券会社の株式部、所謂「場立ち」として就職。のちに東京証券取引所内での自己売買(株式ディーラー)として相場を闘い抜く。その後は準大手証券SMBC証券に移籍。オーバーナイトポジションは5億を超えるポジションで勝負。その後ディーリング部の廃止などにより中堅証券を2社渡り歩き、現在は株式会社G&Dアドヴァイザーズの投資助言者。

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