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関東財務局長(金商)第1756号

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2019年11月15日

「材料出尽くし」

投資調査部
成岡 順
さて、今週のマーケットは日経平均が23000円の大台を割り込んでしまう寸前のところまで押し込まれる場面もありましたが、本日は再度大幅に切り返す展開になったことから、テクニカル的にも下値を切り下げる懸念が遠ざかったと考えます。

今後は米中協議の決着を待つばかりですが、暫くは一喜一憂させることになるかもしれません。

ただし、昨日の大幅な下落局面においても個別株は堅調さが見られる銘柄も散見されていたことからマーケットには資金がとどまっており、主力から個別まで満遍なく買われる状況であると考え下落を受け止める耐性がついて来ていると見ております。

先週のコラムにおいても書かせて頂きましたが、先週のSQ値23637円を上抜けて来ると上昇スピードは加速されると考えますので引き続きこの値段には注目して頂ければと思います。

では今週のテクニカルポイントは、材料出尽くしの例と致しまして(9984)ソフトバンクグループの決算発表後の動きを取り上げてみたいと思います。

同社は6日大引け後に決算を発表し、ファンド事業においての事業損失計上から大幅赤字に転落。

翌日の寄り付き前は大量の売り注文が出てしまい、大幅な下落となる状況でありましたが大量の買い注文が入ったことからそれほど安くはならず寄り付きましたが、

これは大量に売り越していた空売り筋の買い戻しが入ったことが要因と見られ、このタイミングでなら一気に買い戻しが出来るというところを考えての買い戻しであったと思います。

空売りをスタートさせてから、決算発表が悪くなることを予想し、このタイミングでの決済は当初からの計画どうりでしょう。

この空売り筋は大成功でこの取引を終えたと思います。

ポジションが解消されたことは出来高が物語っており、これ以上売り方は下を売らなくなると考えた目ざとい投資家はこのタイミングで新規買いを仕掛けた人もいたでしょう。

その日より前には4000円を割り込む場面もあり、そこで買い戻しておいた方がもっと儲かるじゃないかとお考えの方も居るかもしれませんが、大量の売りポジションを一気に買い戻せる局面はこの日なのです。

この大幅な赤字じゃ買えない。なんで下がらない。そういったものを需給が覆します。

株は需給とよく言われますが、そのことも良く分かった決算発表だったのではないかと思います。

ソフトバンクの株価は今のところではありますが、7日の安値を下回ることなく推移しており、株価も材料出尽くしを表しております。

もし仮に今後売り転換になってしまうとしたら、7日の寄り付き値段である4206円を割り込んでしまうことになるとそうなる可能性があります。

決算発表を受けての翌日の寄り付き値段は強弱のポイントになりやすいので注意しておくとよろしいかと考えます。

では来週もよろしくお願い致します。
投資調査部
成岡 順

専門学校を卒業後、証券会社の株式部、所謂「場立ち」として就職。のちに東京証券取引所内での自己売買(株式ディーラー)として相場を闘い抜く。その後は準大手証券SMBC証券に移籍。オーバーナイトポジションは5億を超えるポジションで勝負。その後ディーリング部の廃止などにより中堅証券を2社渡り歩き、現在は株式会社G&Dアドヴァイザーズの投資助言者。

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