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関東財務局長(金商)第1756号

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2020年9月18日

相場の見立て・展望(9月18日付)

情報のプロフェッショナル
藤井 英敏
米国株(特にハイテク株)については、少なくとも9月17日まで、9月3日からの調整が継続しています。17日のNYダウは反落、前日比130.40ドル安の27901.98ドルでした。また、ハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数は続落、同140.19ポイント安の10910.28ポイントでした。11月の米大統領選前に追加経済対策の成立可能性が低下し、個人投資家の買いが止まり、ハイテク株が売られました。

このような状況を反映して、先物・オプション市場では、「ナスダック版恐怖指数」であるCBOE NASDAQ 100 Voltility (VXN)が高止まりしています。VXNは米国を代表する株価指数の一つであるナスダック100指数(NASDAQ-100)のオプション取引価格から算出される指数ですが、VIX(恐怖指数)同様に、数値が高いほど投資家が相場の先行き不安(下落リスクに怯えている)とされます。このVXNは9月4日に47.63まで急上昇した後、17日終値は36.27と、依然として30を超えて推移しているのです。

一方、商品先物取引委員会(CFTC)の週次報告書によれば、投機筋によるNasdaq 100のネットポジション(買い−売り)は、9月11日は18500枚の売り越しでした。前週の9月4日は8600枚の買い越しでした。わずか1週間で買い越しから大幅な売り越しになったことから、短期間で相当激しいポジションの変更があったと観測されます。ですが、経験則上、概ね2〜2.5万枚の売り越しでボトムを付けています。このため、投機筋の売り余力は乏しいとみています。

VXNが30を下回るまでは米ハイテク株の調整は続く見通しです。ですが、投機筋の売り余力が限定的であることを考慮すると、今後の調整は「値幅調整」ではなく、「時間調整」になるとみています。

一方、国内では、「今月の配当再投資:日経先物で約1000億円とTOPIX先物で約5000億円が28日(権利付最終日)と29日(権利落日)は引け中心、30日(権利落翌日)は前場中心に執行。一部投資主体は終日VWAPでも執行してくる。」との試算・観測があります。この配当の再投資のみならず、月末接近で配当・権利取りの買いが見込めるため、9月末までの日本株の下値は堅そうです。

今週の日経平均の週足のローソク足は、始値23431.16円、高値は14日の23582.21円、安値は17日の23272.23円、終値は23360.30円です。実体が70.86円の陰線でした。米ハイテク株が調整中で、4連休を控えていたのに小陰線で踏み止まりました。やはり、日本株にも主体性が出て、米国離れし始めているようです。よって、当面の日経平均に代表される大型株に関しては、日経平均が75日移動平均線(18日現在22769.82円)を割り込むまでは「強気」で引き続き臨むべきだと考えます。

一方、18日の東証マザーズ指数は前日比5.98ポイント(0.51%)高の1183.98ポイントでした。日足チャートでは、5日移動平均線(18日現在1164.93ポイント)、25日移動平均線(同1135.18ポイント)、75日移動平均線(同1051.31ポイント)全て上回っています。つまり、「パーフェクトオーダー(短期・中期・長期の3本の移動平均線が順番にキレイに同じ方向に並んでトレンドが発生している状態)」です。今後も、少なくとも、75日移動平均線を割り込むまでは、「弱気」に転じる必要はないとのスタンスは、やはり変える必要はないでしょう。
情報のプロフェッショナル
藤井 英敏

カブ知恵代表取締役。
1989年早稲田大学政治経済学部経済学科を卒業後、日興證券(現SMBC日興証券)に入社。前職のフィスコ(証券コード3807)では執行役員。フィスコを代表するマーケット・アナリストとして活躍。退職後に同社のIPOを経験。2005年にカブ知恵を設立。歯に衣着せぬ語り口が個人投資家に人気。雑誌「宝島/夕刊フジ/ZAIオンライン/トレマガ/あるじゃん/ダイヤモンドマネー/マネーポスト/日経ビジネス/エコノミストマネーザイ」をはじめ多方面に活躍中。

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