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関東財務局長(金商)第1756号

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2020年9月11日

相場の見立て・展望(9月11日付)

情報のプロフェッショナル
藤井 英敏
米国ではハイテク株中心に調整色が強かったのですが、週末11日の日経平均は非常に強い動きでした。

米国株(特にハイテク株)については、9月3日から高値波乱となっています。3日のナスダック総合株価指数は前日比598.34ポイント安の11458.10ポイントでした。GAFAMなど、コロナ禍での株高を牽引してきたハイテク株に売りが膨らんだ結果です。4日のナスダック総合株価指数は同144.97ポイント安の11313.13ポイントでした。一時は5.1%安の582.23ポイント安の10875.87ポイントまで下落し、2日に付けた過去最高値(12074.07ポイント)からの下落率は2日間で10%近くに達する場面がありました。この日も主力ハイテク株への売りが続きました。

8日のナスダック総合株価指数は同465.44ポイント安の10847.69ポイントでした。この日は、前週末にS&P500種株価指数への採用が見送られたテスラは21.06%安でした。9日のナスダック総合株価指数は4日ぶりに反発、同293.87ポイント高の11141.56ポイントでした。ここ最近の急落に対して、ハイテク株を中心に押し目買いが入りました。しかしながら、10日のナスダック総合株価指数は同221.97ポイント安の10919.59ポイントと反落しました。米上院が10日、共和党が提案した5000億ドル規模の経済対策案を事実上否決しました。これが嫌気され、GAFAMなどには午後から売り圧力が強まり、軒並み下落しました。

このように10日のナスダックが非常に弱い動きだったにもかかわらず、11日の日経平均は前日比171.02円高の23406.49円と続伸しました。朝方は前日の米国株安を嫌気した売りが先行しました。しかしながら、株価指数先物・オプション9月物のSQ算出に絡んだ売買が一巡すると、需給不安が後退し、徐々に買いが優勢になりました。また、赤羽一嘉国土交通相が11日午前、国内旅行の需要喚起策「Go To トラベル」の対象に東京都を加える方針を明らかにしたことも好感されました。そして、9月末の配当取りを意識した買いが入ったもようです。

今週の日経平均の週足のローソク足は、始値23145.47円、高値は週末11日の23412.93円、安値は9日の22878.71円、終値は23406.49円です。実体が261.02円の陽線で、ほぼ高値引けでした。米国株が調整色を強めたのに、週足は陽線でした。今週の値動きに関しては、「ようやく、日本にも主体性が出て、米国離れし始めたかな?」というのが率直な感想です。日経平均に代表される大型株に関しては、日経平均が75日移動平均線(11日現在22668.91円)を割り込むまでは「強気」で臨むべきだと考えます。

一方、11日の東証マザーズ指数も前日比12.41ポイント(1.11%)高の1135.00ポイントと強い値動きでした。日足チャートでは、5日移動平均線(11日現在1129.08ポイント)、25日移動平均線(同1108.45ポイント)、75日移動平均線(同1039.04ポイント)全て上回っています。つまり、「パーフェクトオーダー(短期・中期・長期の3本の移動平均線が順番にキレイに同じ方向に並んでトレンドが発生している状態)」です。今後も、少なくとも、75日移動平均線を割り込むまでは、「弱気」に転じる必要はないとのスタンスは変えません。

情報のプロフェッショナル
藤井 英敏

カブ知恵代表取締役。
1989年早稲田大学政治経済学部経済学科を卒業後、日興證券(現SMBC日興証券)に入社。前職のフィスコ(証券コード3807)では執行役員。フィスコを代表するマーケット・アナリストとして活躍。退職後に同社のIPOを経験。2005年にカブ知恵を設立。歯に衣着せぬ語り口が個人投資家に人気。雑誌「宝島/夕刊フジ/ZAIオンライン/トレマガ/あるじゃん/ダイヤモンドマネー/マネーポスト/日経ビジネス/エコノミストマネーザイ」をはじめ多方面に活躍中。

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