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関東財務局長(金商)第1756号

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2020年7月31日

相場の見立て・展望(7月31日付)

情報のプロフェッショナル
藤井 英敏
7月31日の日経平均は前日比629.23円(2.82%)安の21710.00円と、大幅続落です。終値ベースでは、6月29日の21995.04円以来約1カ月ぶりに22000円大台を割れてしまいました。1ドル=104円台の円高や、「都内の新型コロナウイルス感染者が400人以上」と伝わり、リスク回避の株売りが加速した結果です。なお、この日は、始値22267.59円、高値22295.05円、安値は終値でしたから、日足のローソク足は「陰の大引坊主」でした。1日中、売り物に押され続けた様子が窺えます。

今週は、7月27日の始値が22495.95円、高値が28日の22842.19円、安値が週末31日の終値21710.00円でしたから、週足のローソク足も「陰の大引坊主」でした。つまり、週を通して、売り物に押され続けた様子が窺えます。この結果、東証1部の騰落レシオ(25日移動平均)は7月31日時点で74.87%と、短期的な売られ過ぎとされる70%台での推移となっています。

同レシオは7月15日まで6日連続で70%台となっていましたが、16、17日と2日連続で80%台になり、20日には90%台を回復しました。しかし、21日から29日まで再び80%台で推移し、30日、31日と2日連続で70%台での推移となっています。直近で同レシオが100%を超えていたのは6月26日の107.58%が最後です。よって、同レシオの動きをみる限り、6月26日の翌営業日の6月29日を起点に日本株の調整は継続しているとみてよさそうです。

また、日経平均については、7月31日現在のMACD(12日−26日)は25.81と前日の103.56から低下、シグナル(9日)は160.29と前日の181.23から低下、ヒストグラム(=MACD −シグナル)はマイナス134.48と、前日の77.67から低下し、「売り」継続となっています。そして、7月31日現在の5日移動平均は22363.91円、25日移動平均線は22486.96円です。7月31日の日経平均は両線を共に下回っており、今後は75日移動平均線(31日現在21480.74円)の攻防が意識される状況です。

この75日移動平均線や、6月15日の安値21529.83円でいったんは下げ止まる可能性が高いとはみています。しかしながら、円高がさらに進んだり、米国株が暴力的に下げたりして、VIX指数などが急騰するケースでは、日経平均の下げ幅が増幅されるリスクは決して小さくはないとも考えています。

このように今は、買い方にとっては非常に難しい、儲け難い相場局面になったと認識しています。このような局面では、腕に自信があれば、先物ショートや個別銘柄の空売りもありです。しかしながら、ごく普通の個人投資家ならば、「無理をして相場を張らないこと」、「損をすぐに取り返そうとして焦らないこと」そして、「底入れのタイミングを虎視眈々と狙うこと」に集中するべきでしょう。
情報のプロフェッショナル
藤井 英敏

カブ知恵代表取締役。
1989年早稲田大学政治経済学部経済学科を卒業後、日興證券(現SMBC日興証券)に入社。前職のフィスコ(証券コード3807)では執行役員。フィスコを代表するマーケット・アナリストとして活躍。退職後に同社のIPOを経験。2005年にカブ知恵を設立。歯に衣着せぬ語り口が個人投資家に人気。雑誌「宝島/夕刊フジ/ZAIオンライン/トレマガ/あるじゃん/ダイヤモンドマネー/マネーポスト/日経ビジネス/エコノミストマネーザイ」をはじめ多方面に活躍中。

 
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